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広大な梅林が続く

坂田城跡を歩こう

九十九里の横芝光町の坂田城跡には、千葉県最大級の梅林が広がり、約1000本の巨木が連なっています。この梅林の中で、毎年2月末から3月半ばまで梅まつりが開催されていて、期間中はイベントが開催されたり、梅を使った加工品が販売されます。
坂田城跡の梅まつりは坂田城跡全体を使って行われ、樹齢約50年の梅の花を眺めることができます。この梅の木はもともと、農家の方が梅酒の出荷用に植えたもので、2月下旬から純白の花を一斉に咲かせます。主な梅の木のスポットは8ヶ所あり、梅の種類は梅酒用の白加賀が大半をしめ、他に梅郷や鶯宿、小梅などが植えられています。この坂田城跡へ車で向かう際は圏央道松尾横芝ICから10分、東金道路松尾横芝ICから県道62号経由でも10分程度で到着し、駐車場はふれあい坂田池公園の駐車場が利用でき、無料で100台程度が停められます。また、会場には犬の休憩所もあるため、散歩がてらに梅を眺めることも可能になっています。ただし、雨天の場合は中止になる場合があるので、事前に情報を確認しておいたほうが良いでしょう。ちなみに、毎週土曜日は横芝光町のマスコットキャラクターであるよこぴーも梅まつりに遊びに来て、写真の撮影などに応じてくれます。
2016年の梅まつり中に行われたイベントは、地元の野菜の直売や、よこぴーと菜の花の撮影会、大声コンストや梅の種飛ばし大会、菜の花摘み取り体験などがありました。過去にはベーゴマやぽっくりなどの昔の遊び体験やプチ茶道体験などもあり、年齢などに関係なく楽しめるイベント内容になっています。また、梅まつり中の土日は菜雑煮や甘酒の無料サービスなどもあったり、軽食の販売や、梅農家特製のカリカリ梅や漬物などの販売もあるので、その場で頂いたりお土産として持ち帰ることも可能です。
梅まつりの会場である坂田城跡は広大で、林の中の遊歩道や階段を登って行くと梅林に出ることができます。この林道は隣接するふれあい坂田池公園にも続いています。坂田池公園は、園内に4万本を越えるサクラやツツジ、ハナミズキなどが植えられていて、花見スポットとして知られています。さらに、公園内の湿性植物園ではチョウトンボやアオモンイトトンボ、ノハナショウブなどの昆虫や植物を観察することができ、千葉県のなかでも貴重な湿地帯として見なされています。
梅まつりの会場である坂田城跡は、本丸と一の丸、二の丸、三の丸、四の丸に分かれ、築城当時は要衝の地としての役割を果たしていたようです。戦国時代である14世紀中頃に千葉氏によって築城され、後に三谷・井田両氏の居城となり、15世紀の小田原城陥落後、北条家の滅亡とともに廃城したと言われています。現在は台地上の山林に曲輪や土塁、空堀などがたくさん残っています。400年以上破壊されずに城跡が残っているため、貴重な城跡として位置づけされ、1000を越える千葉県内の城跡の中でも最大級の規模となっています。実際に城跡を訪れた人の話では、想像以上に広大な台地と城跡に圧倒されるようです。このため、歴史好きな方は城跡もじっくり覗いてみると何か発見があるかも知れませんね。また、本丸跡を過ぎると梅林のエリアに入り、約1キロ先の四の丸が梅林の中心地となります。

横芝光町の梅まつりは例年賑わっており、テレビや雑誌などに取り上げられる期間も多くなっています。梅の花が咲く季節に合わせて、訪れてみてはいかがでしょうか。
坂田城跡
戦国時代に周辺を支配していた井田氏が築城したと伝えられる坂田城跡は、毎年2月から3月にかけて梅まつりが開催されることでも知られています。現在も土塁や空堀などが多く残るため、歴史好きにはたまらない場所となっています。
千葉県山武郡横芝光町坂田534 0479-82-0434